逆襲のシャアの見所は、アムロとシャアの因縁に決着がつくストーリーにあると考えます。
この出来事がシャアの地球潰しに繋がったことは間違いなく、シャアは人類すべてがニュータイプになるなど無理な話だと諦めてしまう。
アムロは人の心の光や知恵がいつの日か世界を変えると信じて疑わなかった。
この考えの違いが、かつて共に戦ったアムロとシャアの人生を変えた。
緑色の光のなかで最後に二人が交わした会話は取り留めのないもので、父親の才能などない等身大のダメな大人二人の愚痴だった。
ニュータイプの可能性と現実にテーマを絞った作品だと思います。
他の登場人物に視点を変えるとまた違った印象になります。繰り返し何度も観たくなる作品。