スパロボ参戦作品 機動戦士ガンダムF91

正式なタイトルの読み方はフォーミュラナインティーワン。
逆襲のシャアから、30年近く未来の宇宙世紀が舞台。
ガンダムF91のデザインは、当時流行っていたフォーミュラーカーを原案にしている。
モビルスーツの小型化が現実になり、各軍の主要戦力も小型モビルスーツがほとんど。
F91の名称「ガンダムF91」は、運用クルーたちが、F91が歴戦の機体ガンダムを彷彿とさせる見た目だったことから呼んだ。正式名称はただのF91
最大の特徴は最大稼働モードを有している所。MEPEというこのモード中は、機体の機動性、追従性能が飛躍的に向上し、機体表面の鉄の粒子が剥がれることによって、質量をもった残像を出現させる。
質量をもった残像は、分身というよりは敵のセンサーを撹乱する目的で使われ、ラフレシアのレーダーを誤認、撹乱した。
バイオコンピューター搭載の狙いは、F91の開発責任者がF91に経験を与え、パイロットの感性と同調するという目的のため。
F91ラフレシア撃破後、セシリー捜索及び救出の際に、バイオコンピューターからセシリーの位置をシーブックにイメージで提案して、見事宇宙空間のどこにいるかを探し当てた。
エンディングのラストで、F91と鉄火面の半分ずつの顔の対比があり、その意味は人間に近づいていく機械F91と、機械のような心をもつ人間カロッゾという比喩を表現しているらしい。
ラストシーンが感動的で、何回も見直したくなる作品だと思います。