生徒会役員共はアニメ作品で2期まで放送、劇場版もある。製作はGoHands。
下ネタが9割の作品で、セリフに修正がかかったり放送規制ギリギリな表現が多い。
主人公はツッコミ役で、生徒会役員らの奇行を止める役割。
当時のアニメ流行は学園コメディだったこともあり、学校でゆるく全くゆるくない会話や奇行をするコメディ作品。
女子が9割以上の高校に主人公が入るというのがまず漫画的。モテるとかじゃなく下ネタに付き合わされるだけ。逆にうらやましいという声もある。
始まりに必ずシュプレヒコールが入る。だいたい下ネタ。下ネタが嫌いな人を完全に排除していくスタイル。
しかしストーリーが意外としっかりしていて、生徒会活動は滞りなく進めているのがわかる。優秀な奇人が多い。
当時銀魂やゆゆ式、きんいろモザイクなどのゆるいコメディが流行っていた。今作もその流れに乗ったといえる。
深夜アニメは放送材料に苦心している。新しいアイデアではなく話や傾向がダブらないことに注力する段階にきている。
往年のように、新鮮なアイデアの作品ができる環境づくりが業界に必要ではないかと傍らから思ってしまう。