ゲーム機のオンライン対応

ゲーム機でオンライン機能が普及して実に20年余りが経過した。

代表的な話にゲームボーイのローカル通信がある。別売りの通信ケーブルでコネクトすると対戦やアイテム交換ができた。

それからGBAまでローカル通信が続き、ニンテンドーDSで初めて無線での通信が可能となる。この無線通信はWI-FIを使うことで全国にアクセスできた。

ポケモンでは遠くにいるプレイヤーと対戦が楽しめた。過去のゲームのハードとソフトを持ち寄って遊ぶのはやや廃れたといっていい。

PSPも全国通信ができたが、モンハンはアドホック通信で友達と遊ぶのがまだ主流だった。

全国通信で他のプレイヤーと遊ぶのに、コミュニケーション要素が生まれた。これは3DSやPS-VITAの世代で、SNSに近い、プレイヤーでの交流が生まれた。

ゲーム機はブラウザを搭載するのが一般的だった。ゲームと無関係にブラウザでHTML形式のページを閲覧できた。

ブラウザで攻略情報を調べながら、ゲームの間にウェブ閲覧ができた。これは賛否両論で、低年齢層には貴重なネット環境だったことだろう。

オンラインでゲームをするときは、挨拶や事前のローカルルールを調べることが求められた。あらゆるゲームにしきたりがあり、マナー違反は批判された。

日本のゲームはガラパゴスだった経緯がある。近くの友達から全国へ、対戦相手が変遷した。

いつかバーチャルとリアルはどこまでミックスされるだろうか。仮想現実は頭の中だけか、あるいは。