ワンセグの衰退

後期型ガラケーでよく組み込まれたワンセグ機能。小型端末でテレビを視聴できた。

しかし動画配信サービスやテレビの高画質化に伴い、勢力は衰退の一途をたどる。電波はまだ現役のため、視聴には問題ない。

ワンセグの対抗馬は5G回線だ。動画をそれなりの解像度で見ることができるワンセグが弱体化したのは必然ではある。

5G回線に、通信契約で無制限を適用すれば、動画で困ることはないだろう。暇つぶしとして過不足もない。

ガラケーの電波が終了するニュースがあって、利便性の高いスマホが、シェアを完全に独占するのは確実性があるだろう。ガラケーは長い役目を終える可能性が高い。しかしワンセグ電波はどうだろう。

ワンセグチューナーが別売りしていた時代もあり、小型テレビを持ち歩くという夢が叶う機能なだけに、終わってしまうのは惜しい。

ワンセグで暇つぶし、ガラケーアプリで暇つぶしが、当時の学生ではよくある休み時間の過ごし方だった。学生や会社員が選ぶ暇つぶしは、現代では選択肢が多い。

携帯電話は暇つぶしが大事かもしれない。授業中に使って怒られるのは様式美。使っていいときだけ使うのが大人の一歩かもしれない。