ターミネーター2 審判の日回避

ターミネーター1劇中で、人類に審判の日が迫りくることが示唆される。

審判の日とは、スカイネットがステルス戦闘機を乗っ取り、自我を持つことで、核攻撃が成されてしまうXデーのこと。

ジョン・コナーはスカイネットに反旗を翻し、スカイネットを打倒する、と未来世界では確定した出来事なのだが、

ジョン・コナーを狙い様々なターミネーターが未来から送り込まれるのがストーリーの根幹。

審判の日回避パターンがターミネーター2なのだが、ターミネーター3では審判の日が起きてしまう。

この事実から分かるのは、2と3はパラレルということだ。

2では、スカイネットのきっかけを全て抹消して審判の日は回避される。シュワちゃんターミネーターが全てを完遂したのだ。

3で審判の日が起きたのは、ジョン・コナーが戦いの運命を受け入れるべき時空にいたためで、故にパラレルな世界と言える。

ターミネーターは1と2、そしてニューフェイト以外はパラレル設定の作品。少しずつ世界観が違うし、繋がりも不確定だ。

我々のリアル世界で、審判の日が起きないことを願うばかりと思ってしまう。

Xデーが来るとしたら、それを忘れて過去にしてしまった世界なのだろう。争いは人の心の見えないところに燻っているのだ。