ハリーポッターのダンブルドア校長だが、全編通してみると、かなりしたたかな人物だとわかる。
ホグワーツにヴォルデモートが侵略を開始することを見通し、事前に準備を重ねてきていた。
ホグワーツ校長としてではなく、将来起きる死喰い人たちとの決戦に重きをおいている描写もある。
分霊箱をハリーポッターとともに探すときも、自分の身を顧みない非情な態度を見られる。
死喰い人たちがヴォルデモートに、ニワトコの杖を渡すことを危険だと予知し、
スネイプと共同でニワトコの杖に細工をしていた。
校長になる前は、トム・リドルの後見人だったが、トム・リドルがヴォルデモートになったのは自分にも罪があると言い、自身の生涯を魔法界の利益に使い、身を挺した。
ハリーポッターが尊敬するだけの常識人でもあり、目的の為なら自分を捨てられる現実主義者でもあったと言える。