学校であった怖い話(SFC)

学校であった怖い話は、スーパーファミコン屈指のノベルゲームだ。
新聞部の部員である主人公は、企画で先輩達から怪談を聞いて記事にするというのが話の発端となる。
その企画のために6人の生徒が集まり、怪談が始まる。最初はただの集会だったが、次第に怪談と現実がリンクしていくという流れだ。
特筆すべきは怪談としてもノベルとしても秀逸な完成度だ。怖い話はしっかり怖いし、身近なコミカルな話もある。
どの生徒から聞くかの順番が変わると違う話になり、マルチエンディングになる。エンディングはもれなく衝撃的だ。
夏の夜に一人でやると思わずゲームの電源をオフにしてしまうほど本格的なホラー話もある。
ニコニコ動画では、「学校であった怖い話に屈しない」などがおすすめだ。実況が面白いので恐怖がやわらぐ。
昔のゲームは値段が安いのでいい。手軽に中古で集められる。名作はいま遊んでも面白いと思う。