ウルトマントリガーの原案になったティガ。
最終話の「輝けるものたちへ」は、ウルトラマンティガの完全敗北から奇跡的な勝利への橋渡しをする。
邪神ガタノゾーアは、世界を暗黒に。闇に閉ざされ、絶望があふれかえる。
ウルトラマンティガをもってしても邪神は倒せない。防衛チームGUTSはティガの復活に尽力する。
しかし石像化したティガは海深くに。光の巨人が負けたことで意思をくじかれた大人たち。
しかし全世界の子供たちは諦めなかった。ティガと感覚を共有した光がティガに集まる。
自分もティガになったとはしゃぐ子どもたち。邪神をティガとともに倒した彼らに、後の世界は託される。
ウルトラマンシリーズそのもののテーゼを扱う話。
ウルトラマンと同化するのは主人公だけではなく、光を担う者たちがだれでもなれるという顛末だ。
ウルトラシリーズは最終話で必ずメッセージがある。
怪獣を倒すだけでなく、人々の日々を守りたいという普遍のテーマがある。