スパロボRの斬新さと設定

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スーパーロボット大戦シリーズには、通称携帯機シリーズというカテゴリーがあります。

その中でも設定が斬新なのがスパロボRで、GBA専用ソフトで発売された。

ストーリーは、逆襲のシャアと劇場版ナデシコが同時に存在する世界で、主人公がテスト飛行を行っていた際、時空移動して過去にタイムスリップするという話。

主人公がテスト飛行をしていた世界は終焉を迎えることが決定していて、その未来を変えるために時間を操る存在と戦うというストーリー。

戦闘アニメはGBAシリーズ初期の作品のため、あまりロボットは動かない。しかしアップテンポな主題歌アレンジBGMはノリがよく、スピード感がある。

ガンダムXのサテライトキャノンを使用するためにマップ開始から5ターン必要など真新しいシステムも加えられた。

ユニットの間の戦闘力にはなかなか開きがあり、火力がないユニットは倉庫番になりがちだが、修理や補給装置を装備しているので意外と使えるキャラもいる。

隠し機体がなかなか通好みで、ガンダムMK-Ⅲなどもいる。フォウ生存ルートやプル生存ルートもあり、作品を超えてのクロスオーバーもよく練ってある。

難易度は携帯機シリーズ全体とあまり変わらず、簡単でも難しくもなく普通となっている。ストーリー重視の人にはいいが、高難易度がいい人にはスパロボFシリーズやAポータブル、アルファシリーズなどがいいと思う。

機動戦艦ナデシコはこの作品からダイコウジガイが当たり前に自軍にいる。何を言っているかわからない人はナデシコ本編を見れば理由がわかる。

総評として、作品の間のクロスオーバーが好きな人にはお勧めできるといえます。各登場作品の主人公ロボットが活躍するのが楽しい方はさらに楽しめると思います。