Gジェネスピリッツの思い出

SDガンダムGジェネレーションスピリッツはPS2ソフトで、宇宙世紀シリーズのみが参戦作品にラインナップされている。

初代ガンダムからVガンダムまでの時系列の機体が参戦している。ガンダムUCは当時アニメ化されていなかったため、参戦していない。

宇宙世紀作品なら出自を問わず参戦している。「宇宙閃光の果てに」や、「MSイグルー」までシナリオ再現するところに力の入れようがある。

ハロスコアというシステムを採用していて、ダメージ、他の機体との連携で起きるポイントの加算具合で、ステージのポイント変動と評価が変わる。プラチナまで獲得すると主人公パイロットがプレイアブルキャラに加わる。

ステージ評価でプラチナを獲得するには、弱小エネミーにも全力でコンボ攻撃しなければならず、手間がかかるのが問題点。のちの作品(Gジェネワールド以降)ではクリア時にもらえるポイントでキャラをスカウトするシステムになった。

シナリオがほぼフルボイスで、初参戦となるクロスボーンガンダムスカルハートですら、ほぼフルボイスとなっている。

Gジェネシリーズ全体に言えることだけど、ロボットによって性能差がある。連続ヒット系の武器が強すぎて単発ヒット武器が不遇となっている。ビームサーベルやライフルよりも、連射ミサイルのほうが強いという現象が起きる。

宇宙世紀シリーズ要素だけと謳っているが、ラスボスは驚きのあの機体。戦力を適切に鍛えていないと詰むくらい強い。

個人的に一番好きなGジェネの1作です。フルボイスでアニメ化されていない作品を体験でき、宇宙世紀愛を感じられるゲームです。