プレイステーションVITAはソニーが開発した携帯ゲーム機です。
初期型は有機ELディスプレイ搭載で、くっきりとした従来にない鮮明な画像がセールスポイントでした。
また、当時問題になっていたゲームソフトの違法なアップロードおよびダウンロードを危惧し、独自開発のゲームカードと専用メモリーカードを実装しました。
これによってPSVITAはほとんどの違法ダウンロードを寄せ付けないハードとなったのでした。
しかしセールス自体は前の世代のゲーム機に劣るという辛酸がありました。有機ELではない後期型も発売されましたが、発売当時競い合っていたニンテンドー3DSにも、セールスに差をつけられてしまいます。
こうなった理由は、同じく当時発売されていた、PS3、PS4のソフトとマルチで新作ソフトが発売されていたことが挙げられます。
PSVITAで発売されたソフトは、VITA独占ソフト以外は据え置き機で遊べたというのが、売り上げの妨げになったといえます。
VITAでしか遊べないソフトを増やせれば、もっと盛り上がったことでしょう。
しかし、高画質で初代プレイステーションのソフトが遊べたり、PS4とリモートプレイが出来たため、サブゲーム機として優秀な功績を残しました。
現状ソニー最後の携帯ゲーム機ですが、ソニーにはまたパワーアップして、携帯ゲーム業界にも舞い戻っていただきたいですね。