流行ってますよね?異世界転生アニメ。
今や出せば売れるといわれるこのジャンル。最終話まで見た中で個人的トップ3をレビュー!
第3位☆バディコンプレックス☆
=あらすじ=
主人公青葉は都会の高校へ通う学生。ある朝、通学路を経て学校へ向かうさなか、巨大人型ロボットの襲撃を受ける。ヒナと名乗る少女の助力により一命をとりとめるが、ヒナの「ディオが待っている」というメッセージを不可思議な空間で受け取った後、見知らぬ世界、見知らぬ戦場へ召喚される。自分を襲ったロボットは?ヒナは何が目的で自分をこの世界へ送ったのか?運命の理由を知るために、青葉は新型機体ルクシオンで戦場を駆ける!
=感想=
ややマイナーですが、良く練られたストーリー、優れた戦闘描写で地味に人気のある作品。見どころはやはり迫力のある戦闘シーン。カップリングシステムによってパイロット青葉がディオに技術を補ってもらっての連携はカタルシス満載!
物語が進んでいく次第にビゾンやヒナがなぜ青葉をめぐって時空転移を繰り返したのか、また同系列のロボットアニメではよくある「多くの人間の思惑より一人の人間の憎悪が世界を危機に陥れる」というお約束もあります。
完結編ですべてが明かされ、大団円を迎えるまで見ると評価が変わるかなと思います。スパロボ出てるし。
第2位☆ナイツ&マジック☆
=あらすじ=
職業システムエンジニアの男性がプラモデルを購入し、家路につく途中、交通事故に巻き込まれる。その先に待っていたのは貴族の息子「エルハチェット」としての第二の人生だった!プログラミングをロボット開発に転用したエルは、様々な学友や仲間とともに世界をロボット主体の世界にするため、年齢不相応な活躍を見せる。
=感想=
主人公エルは何といっても美少年、しかし中身はロボット大好きなおっさん。しかも色恋沙汰には無関心。おまけに争いが起きてもいいから優秀なロボットを作りたいという変わり者。劇中に出てくるエル開発のロボットもロマン重視で、高機動エンジンの一点突破系や、腕が六本あるような玄人好みなロボットばかり。
雰囲気はまさに剣と魔法の世界。子供の時スレイヤーズやレイアースやリウイにはまった人はまずはまるでしょう。
エルが新型機で旧来のロボットを圧倒するのが見どころ。エルは一人の天才が世界を掌握しうるかもしれないというゼータガンダムのパプテマス・シロッコのライトサイドみたいな主人公。主人公無双と異世界転生とロボットが好きなら間違いなくお勧め。
個人的に最終話でオープニングに効果音が入ったのが最高の演出。
第1位☆この素晴らしい世界に祝福を!☆
=あらすじ=
主人公カズマはゲームの限定版を手に入れた帰り道でトラックにひかれそうになる少女を救った・・・
ーはずだったー
見知らぬ謎の部屋で目覚めたカズマは、自分は死んだのだと女神に告げられる。突然の状況にうろたえるカズマだったが、女神に転生のチャンスを与えられ、「なんでも好きなものを一つ装備として与える」という温情を与えられる。カズマが選んだのは何と目の前の「女神アクア」本人だった!個性豊かなキャラクターとともに過ごす異世界生活の行方は?
=感想=
めちゃくちゃ登場人物のキャラが立ってる本作。ポンコツ女神のアクア、ポンコツ魔導士のめぐみん、マゾヒストクルセイダーのダクネス。そしてノースキル主人公のカズマ。
登場人物の会話が最高にシュールで自然と笑みがこぼれます。カズマの相づちはハマるとまねしたくなること必至。真面目に戦っても勝てない相手にパーティーの特性を生かして立ち向かい、見事勝利する最終回は必見。
カズマのスティールやめぐみんの爆裂魔法は一発芸の域。ギャグアニメとまではいかないもののシリアス描写を排してコメディに振っているので安心して観ることができる良作。